2007年 03月 05日
「動く絵の冒険」 |
横浜美術館に「動く絵の冒険」を観に行って来た。
作品の中に高木正勝、伊藤高志の名前を見つけたからとても楽しみにしていた。のだが。
映像作品をつなげたものを映画館で流すのは珍しい試みなのか、機材不調の連続。音がまったく入っていなかったり、作品の途中で音が流れて来たり。
最後の方は映像もつながんなくなって、プログラムの順番が入れ替わるというありさま。
いかにも「トリ」というかんじに美しく明るく、軽快な高木正勝の作品が終わった後、先に流れるはずだった、非常に内省的な映像のコラージュが流れ。開放された観客の心理状態が一気にこもる方向に引き戻され、そのストレスから散漫になるのが伝わってくる。
ざんねん。
こういうのってDJのプレイと一緒で、テイストの異なる作品をつなげて大きな波を生んで終焉に向かうという一連のまとまりが重要なんではないかなー。
でもでも。
関西ではなかなかやってくれない、この手の展示を観に行けて御の字です。
by risingsun401
| 2007-03-05 22:30
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